【ユナイテッド・サンクチュアリ】―信仰と科学技術を融合させた 正義と秩序を重んじる神聖国家。コミック版では聖域連合とも。
・ロイヤルパラディン:ユナイテッド・サンクチュアリの第一正規軍。指導者は騎士王アルフレッド。ブラスター・ブレードが封印され、統率を欠いていた時に一部の騎士たちはゴールドパラディンに所属を移したが、解放戦争後にこちらに復帰したものも少なからず存在する。
→宝石騎士(ジュエルナイト):ユナイテッド・サンクチュアリ第一正規軍ロイヤルパラディンの精鋭騎士に与えられる称号の一つ。選ばれた者は魔力を込めた煌びやかな宝玉「魔宝石」が埋め込まれた装具を身に着けるため、騎士団一華やかな舞台としても有名。所属するのは伝統ある騎士の御業に魔法の力を足した戦いを主流とする者たちである。団長は純真の宝石騎士アシュレイ、副団長は導きの宝石騎士サロメ。
・シャドウパラディン:ファントム・ブラスター・ドラゴンがロイヤルパラディンに渦巻いていた負の感情を利用して作り上げた、影の騎士団。指導者はファントム・ブラスター・ドラゴン→幽幻の撃退者モルドレッド・ファントム?ブラスター・ダーク封印時には一部の騎士たちはゴールドパラディンに所属を移したが、彼の復帰後にこちらへと戻ってきたものも多い。解放戦争後は非正規の暗部として神聖国家の為に暗躍しているらしい。
→撃退者(リベンジャー):解放戦争後、シャドウパラディンの中でも、強い覚悟をもって侵略者から国を守ることを決意した者たちによって構成された部隊。構成員は少ないが、それぞれが強い意志と信念を掲げる精鋭である為、統率のとれた完成度の高い部隊となっている。
・ゴールドパラディン:ブラスター・ブレードとブラスター・ダークが封印されたことで統率を失ったロイヤルパラディンとシャドウパラディンを救うべく結成された騎士団。解放戦争時には彼らを救うために伝説の七聖獣の鎧を求めて戦っていたらしい。騎士団は七聖獣の鎧の名を冠した7つの団に分かれていたようだ。詳細は以下。
・銀狼団:詳細は不明。団長は明記されていないが銀狼の鎧を纏っているガルモールか?
・赤獅子団:主に戦闘に特化した騎士が所属している。団長は灼熱の獅子ブロンドエイゼル。
鎧の守護聖獣はおそらくネメアライオン。
・紫象団:詳細は不明。紫象の鎧の守護聖獣はエレファス。
・黒馬団:元シャドウパラディンの騎士が多く集う。団長は黒竜の騎士ヴォーティマー(スペクトラル・デューク・ドラゴン)。他団との関わりが少ない。
・白兎団:主に諜報・偵察を担う団。団長は月影の白兎ペリノア。
・蒼鷹団:空中戦を得意とする騎士たちの集まり。防御力を犠牲に攻撃力と速度に特化している。団長は不明。
・不明(守護聖獣ケリュネイアの存在から緑(碧)鹿団では?と予想されている)
解放戦争後は7つの部隊を1つに統合し、ユナイテッド・サンクチュアリの第二正規軍となった。指導者は円卓の解放者アルフレッド(ロイヤルパラディンも含む全軍の指揮権を持っている様子)。
→解放者(リベレイター):解放戦争後、ゴールドパラディンやロイヤルパラディンから抜擢され、国と星を守る使命を騎士王より託された者たちの総称。悪しき者の手から全てを解き放つという意を込めて「解放者」と名付けられた。
・エンジェルフェザー:ユナイテッド・サンクチュアリに所属する医療部隊(回転する剣キリエルのユニット設定では「医療法人」と表記されているが)。専守防衛のための戦力も持ち合わせている。その名の通り構成員はエンジェルが多数を占める。指導者は不明。看護師長としてシャムシャエル、キリエルがいる。
→瑠璃色の守護天使(ラピスラズリ・セレスティアル):強い献身の意志と、それを全うできるだけの能力を持つ者だけが所属を許されるエンジェルフェザーの特殊医療部隊。適性検査を通過し、かつ配属を希望する者は、天使長の洗礼を受けることで古き翼を捨て、新たなる翼「瑠璃の翼(ラピスラズリ・ウイング)」を賜る。部隊長は団結の守護天使ザラキエル、副隊長は神託の守護天使レミエル。
→真紅の癒風(クリムゾン・ナースウィンド):潜在魔力係数が定数を異常に上回る天使達で構成されたエンジェルフェザーの特殊警備隊。 構成員は皆「真紅(クリムゾン)」を冠した称号を持つ。 適合審査を通過し、かつ配属を希望する者は、天使長の洗礼を受けることで古き翼を捨て、新たなる翼「真紅の翼(クリムゾン・ウィング)」を賜る事になる。 クラン内での権限も強く、部隊長に至っては天使長と直接謁見する機会を与えられる程、上層部から高い信頼を得ている。部隊長は真紅の奇跡メタトロン。
その他にも医師警護隊やエルゴディエル医師団などの分隊がある。
・オラクルシンクタンク:神託魔術や未来予知、占術などの魔法と科学的推測を駆使してコンサルティングや経済予測業務を行う巨大企業。また、恋占いや賭博の予測に至るまで、様々なニーズにこたえる情報メジャー。コミック版では占術魔法団と表記される。指導者はCEOアマテラス→ユグドラシル?(正式ユニット名不明)。
→バトルシスター:オラクルシンクタンクが罪人や悪徳企業の捕縛・抹消を目的として秘密裏に設立した戦闘教団”サンクチュアリ・ガーディアン”のエージェント部隊。表向きは教会の所属となっているため、普段は修道女の格好をしている。隊員全てが卓越した戦闘術・魔術の使い手だが、表沙汰に出来ない理由で配属されている場合が多いためか、癖の強い人物が非常に多い。構成員の殆どがエルフであり、例外はもか、おむれっと、ぐらっせの三名のみ。実質的なリーダーはバトルシスターふろまーじゅ。
→メイガス:一族代々オラクルシンクタンクに所属している占術士、魔術士達の総称。 魔術士は大きな戦を期に騎士団やジェネシスへ移籍される場合が多く、オラクルシンクタンクの「メイガス」は必然的に占術士が多くなる。 全てのメイガスは一人立ちする際に、自らの術式に使用する記号を受け継ぐことが習わしとなっている。占術士長はヘキサゴナル・メイガス。
・ジェネシス:アマテラスより後任を任されたオラクルシンクタンクの新CEOが、予見された絶望的な未来を覆すため創設した複合企業体。オラクルシンクタンクの子会社といった位置づけであろうか。指導者はユグドラシル。